【概要】
著者 井上 広法 さん
発行所 株式会社永岡書店 さん
内容量 190ページ程度
【この本を買った理由】
「幸せになりたい」とぼんやり考えていた時に目にとまりました。幸せ、というなんとなく曖昧なものに練習方法があるのかと興味をそそられましたね。
また、お坊さんと心理学という、宗教と科学の組み合わせが意外に感じて印象に残りました。
【著書紹介】
浄土光琳寺副住職をされています。
佛教大学で浄土学専攻後、東京学芸大学で臨床心理学を専攻。グリーフケアの視点から「遺族における法事の心理的役割の検討」を執筆。その他Q&Aサービス「hasunoha」、ワークショップ「お坊さんのハピネス•トレーニング」、テレビやラジオにも多数出演されています。
【著書紹介】
この本は仏教とともに、最新の幸福学から「幸せ」というものを科学的に考察し要素分けしています。そして、それぞれの要素の練習方法を記載しています。
要素として、
心を今ここに寄せる
ありのままを見る
思いやりを深める
自分らしさを生かす
感謝を育てる
というものです。
当たり前、普通のことだと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はとても難しいことだと思います。
例えば、
心を今ここに寄せる
生活していると、昔の事や、先のことが不安になったりしませんか?
それは過去、未来のことを考えており現在に焦点があっていません。
そして、1日の生活で意外とそうするのは多いのではないでしょうか?
何も気にせず生活しているとできていないことが多々あるかと思います。
そして、それはただ意識するだけではできるものではありません。
生活の中でこういう時にこのように感じてみるなどの具体的な方法を行うことで可能になっていきます。
それらの方法を日常生活で簡単にできるように考えられてきるのですぐに実行できるものばかりとなっています。
【この本を読んで】
私は「幸せ」ということについて考えるようになりました。
そして、今の生活はとても恵まれいることに気づかせてくれるきっかけともなりました。
幸せは周りにいくつもあり、ただそれに気づいていないだけ。
よく聞く事かもしれませんが、本当その通りだと思います。
幸せについて考えたい、
幸せになりたいという方に是非読んでいただけたらと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。