みっちゃん読書

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新版 間違いだらけのリハビリテーション

 

新版 間違いだらけのリハビリテーション 「起立-着席運動」のすすめ

新版 間違いだらけのリハビリテーション 「起立-着席運動」のすすめ

 


Amazonさんより。

【概要】

リハビリの真髄とその方法。

【リハビリ医療】

医療の発展は凄まじく、日本の医療水準は世界でもトップレベルとなっていが、リハビリ医療は治療成績が悪くなっている。それは、「額に汗する」地道な治療が少なくなっており、基本を無視して、高等技術に飛びついてる傾向がある。

【なぜリハビリの成績は落ちたのか】

①麻痺を治そうとする。

脳卒中などの麻痺は片麻痺で、どちらかの半身に麻痺が起こりやすいが、中枢性麻痺で筋力、随意性は日常的生活レベルまで回復しにくい。反対に健康な方は大丈夫かというと、そうではなく、ほぼ筋力低下を起こしておりそれが問題の中心である。治りにくい麻痺側に注視し、治せる健側がさらに低下し、総合的な日常生活能力は回復できていない。

②リハビリをするのは療法士だけという思い込み

リハビリは理学療法士作業療法士言語聴覚士などが中心に行うが、個別的に行うのはせいぜい30分程度。それ以外はベッドに臥床ということが多く、患者、スタッフもリハビリの時間以外はリハビリをしなくていいと思い込んでいる。本来は1日2ー3時間はした方がよく、患者が自主的に、かつ他のスタッフもリハビリに関わるべきである。

③安静第一

発症後の急性期では安静第一であること多い。しかし、基本的に安静は害であり、手術前、直後にリハビリは必須。特に手術直後の安静による筋力低下は著しく、それを予防することで手術後一週間で歩いて退院する人もいる。

【リハビリとは】

基本的にリハビリは健康な部分に着目して行い、障害された部分代償させることである。現在様々な麻痺の治療法が提案されているがどれも日常生活レベルまで回復することは難しく麻痺部分に着目してリハビリを行い結局治らず社会復帰も遅れた例もある。

【起立ー着席運動】

リハビリは下肢の運動と、筋活動が多いものが良い。それには「起立ー着席運動」が勧められる。方法して簡単で、足がつく椅子に座り、体幹を前に傾け、ゆっくり立ち上がり、そして、座ることを繰り返す。最初は数回ずつ行い、一日300〜400回程度行えるようにする。導入を医師と連携しながら行えば安全に行えるものであり効果的である。

【誰でもどこでもできるリハビリを】

「起立ー着席運動」を専門的でないと批判される時があるが実際に効果があったのはこの方法で、専門的であれば患者に普及できない。急性期から、在宅まで行えて意味がある。

☆今から1秒後にできること☆

●健康な部分に着目し、まずは筋力強化。そのとき、患者が中心となり、マッサージのようなリハビリにならないようにする。療法士でなく患者が行えるリハビリを。

●専門性に走らない。リハビリの中心はあくまでも患者であり、療法士ではない。

 

以上です。

アクセスして頂きありがとうございます。

※紹介した内容は著書の一部であり、私個人の解釈で記載しています。