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デザイン思考が世界を変える

 

デザイン思考が世界を変える (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

デザイン思考が世界を変える (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

Amazonさんより。

★感想★

「デザイン」と聞くと何かもの外観を設計するように思われるが、非物質的なサービス、ビジネスなど様々なことに使えそれを行うことが必要とされていること、基礎的なデザイン思考の方法が分かる内容となっている。方法も大切だが「デザイン思考」の概念、そしてそれがなぜ必要なのかを理解できることは大きく価値を感じた経験となった。

【デザイン思考とは】

単なる物質的な設計に囚われず、ビジネスや社会あらゆる面に適応でき、人々に目的意識を芽生えさせ、重大な差別化を生み出すもの。誰もができることで、直感で判断する能力、パターンを見分ける能力、感情的な価値を作る能力が必要となる。

【なぜデザイン思考が必要なのか】

技術の発展は大量生産、消費をもたらし、ほとんどのモノは安価で誰でも手に入れることができるようになった。そのことで、技術はコモディティ化しやすくなり差別化が図りにくくなっている。そこで求められるのがイノベーションであり、機能性だけに依存しない、人間の感情に訴える「デザイン思考」が持続可能なイノベーションを生み出す。

【デザイン思考を行うために必要なこと】

①「着想(インスピレーション)」、「発案(アイディエーション)」、「実現(インプレメンテーション)」を何度も行き来する反復的で非直線的な過程。

②技術的実現性(近い未来に技術的に実現できるか)、経済実現性(持続可能な維持ネスモデルか)、有用性(人々にとって合理的か)の三つの要素で考える。

③チームで動く。心理学者、科学者、エンジニア、さらには消費者などの異分野連携も。それぞれ分担作業にならず全ての作業に全員が責任を持つ。

④今ある選択肢から早期に合理的判断を下すのではなく、事前に「他に選択肢はないか」と選択肢を増やしていく。収束的発想だけでなく発散的思考も大切に。

⑤実験的と楽観的に。間違いを犯す時間、空間は与えられ、長期的に良くなると楽観することがアイデアを生み出す。

⑥相反性も愛する。一つのアイデアを追わず、相反でさえも視野に入れ複数のアイデアを並行して思考する。

⑦作って考える。頭だけでなく両手も使い、プロトタイプをとりあえず作ってみることがフィードバックを得てアイデアを前進させる。しかし、作ることに集中しすぎず、手軽に作り悪魔でフィードバックを得ることを意識する。

⑧最高の経験を。物だけでなくサービスをデザインの範疇であり、対象への最高の経験ができるようにデザインする。

⑨物語を伝える。人へ何か伝える時にただ宣伝するのでなく、共感できる物語に乗せて伝えるようにする。

☆今から1秒後にできること☆

●観察力を鍛える。「人が何を求めているのか?」を意識的に。

●何事も試してみる。気軽に、楽観的に、先入観無しに。

 

以上です。

アクセスして頂きありがとうございます。

※紹介した内容は著書の一部であり、私個人の解釈で記載しています。